砂粒を数えるもの

本来、「砂粒を数えるもの」とはアルキメデスの書いた本です。

しかし、今回紹介するのは逸話です。

宇宙の大きさはいくつか実際に計算できるのか!?

動画がございます、ぜひそちらをご覧ください。


YouTube


以下、編集後記となります。

話は短いので、シナリオは大して困りませんでした。

登場人物は少ないですし。

ただ、数学的解説を行いたかったのでその辺は無念です。

でも、宇宙の大きさを紀元前にどうやって計ろうとしたか、

ぜひブログでも伝えたかったのです。


Wikipediaなどに少し書いてあるので、ご覧ください。


アリスタルコス(BC301~230ころ)・ギリシャのサモス島人

アリスタルコス(BC301~230ころ)・ギリシャのサモス島人   アルキメデスの著書の引用によれば以下のようであった。 ①       恒星と太陽は不動である②       地球は太陽の周りを円を描いて回転し、その円の中心に太陽がある。③       諸恒星の球(恒星天=恒星球)は地球と同様に太陽を中心としていて恒星球から地球の円軌道までの距離と地球の軌道から中心の太陽までの距離は等しい。                    アルキメデスその他当時の天文学者は地球を不動と考え、宇宙の大きさを、地球から太陽までの距離を半径とする球としていた。 ④       太陽の直径は月の直径の18倍から20倍の範囲内である。 アルキメデスは太陽の直径は月の直径のほぼ30倍とした。 ⑤       太陽の視角は黄道の720分の1である。(黄道の1周は360度であるから、360/720=0.5°で現在の値に等しい) アルキメデスは太陽の直径を宇宙球に内接する正千角形の辺より大きいとした。地球の円周は300万スタディアでそれ以上ではない。太陽の直径は月の直径の30倍よりも大きくはない。地球の直径は太陽よりも小さく月よりは大きい。従って太陽の直径は地球の直径の30倍よりは小さい。円周は円の直径の3倍よりは大きい。これらのことから、地球の直径は100万スタディアより小さく、太陽の直径は3000万スタディアより小さい。宇宙球に内接する正千角形の周は300億スタディアより小さく、それゆえに、宇宙の直径は100億スタディアより小さい。 アルキメデスの大きな数・・・芥子粒を1万個の砂粒で満たす。この小さな砂粒でアリスタルコスのいう宇宙球を満たす場合・・・・・1063 より少ない。さらに 億の第億期の第億級の数・・・(108・10)16

www2s.biglobe.ne.jp

動画作るのは大変とは言いますが、割と2日くらいで作ったものです。

YMMは便利ですね。


話はずれます。

宇宙開発史の日本編をニコニコ動画で拝見しておりますが、

とても面白かったです。


kakurega

理数系の(参考書じゃない)本を紹介するサイト。

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